【ヴァイオリン】荒井智子・あらいさとこ
東京音楽大学付属高校・同大学を経て同大学院修了。ヴァイオリンを景山誠治、浦川宜也の両氏に、室内楽をD.フェイギン氏に、ヴィオラを百武由紀氏に師事。東京音楽大学付属高等学校、東京音楽大学付属幼稚園、東京音楽大学教職課程非常勤講師。
【ヴァイオリン】知見寺武・ちけんじたける
東京音楽大学付属高校、東京音楽大学、同大学院を卒業。在学中から数々の学内演奏会に出演。また学内外の作曲家、木山光、川上統、山本和智らの作品を初演してきた。古典から現代まで幅広いレパートリーを持つが数が少ないのが悩み。最近はラストサムライを目指しており、冷たい視線を浴びながら髪を伸ばすなど、報われない努力をしている。見た目の割に普通な人だと言われるのが少し嬉しい。コンクールに挑戦してみたいと言いながらいい年になってしまった事を後悔していることにしている。
【ヴァイオリン】内藤歌子・ないとううたこ
埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科、東京音楽大学音楽学部卒業。同大学大学院科目等履修生終了。
ヴァイオリンを故浅井万水美、大谷康子、海野義雄の各氏に師事。ティボール・コヴァチ、フィデリコ・アゴスティーニ、オレグ・クリサ、パノハ弦楽四重奏団の各氏の公開レッスンを受講。室内楽を苅田雅治、D・フェイギン、百武由紀、齋藤真知亜の各氏に師事。
第12回日本クラシック音楽コンクール大学の部最高位受賞。第9回江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤングアーティスト部門入選。
妹とのヴァイオリンデュオとして第1回レガシィヴァイオリンコンクールアンサンブルの部金賞、レガシィ賞、ヤマハ賞、受賞。ピアノの幅田詠里子氏とのデュオDuo Cantareとしてザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクールin Tokyo2024特別賞受賞。
松原勝也プロデュースアドヴェントセミナー、ボロメーオ・ストリングカルテットによる弦楽四重奏ゼミ受講。マルシェ弦楽四重奏団、東京オペレッタ劇場、オーケストラ・トリプティークヴァイオリン奏者。ソロ、室内楽、オーケストラ等の演奏活動の他、東京音楽大学附属音楽教室、埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科、開智学園アフタースクール等で後進の指導にあたる。
【ヴィオラ】伊藤美香・いとうはるか(室長)
北鎌倉女子学園高等学校音楽科ヴァイオリン専攻を卒業し、ヴィオラ専攻として東京音楽大学に入学。同大学院修士課程に給費特待生として入学し、在学中に特待生奨学金を得て、修士課程修了。くらしき作陽大学音楽学部研究生修了後、くらしき作陽大学音楽学部非常勤講師を務め、現在、尚美学園大学オーケストラ演奏員、日本人の作品を専門に演奏するオーケストラ・トリプティークの団長を務める。在学中から新作初演に積極的に取り組み、特に日本人作曲家の作品に力を入れる。2008年、別宮貞雄の《ヴィオラ協奏曲》を井上道義指揮によるオーケストラ・アンサンブル金沢と共演。2013年、水戸博之指揮によるオーケストラ・トリプティークの定期公演にて、西村朗の《ヴィオラ協奏曲》を演奏した際、好評を得る。2014年の同楽団の定期公演にて水野修孝の《ヴィオラ協奏曲》の初演も務め、この2作品はライブCDとしてスリーシェルズから発売された。2017年、第24回「四人組とその仲間たち」演奏会にて、西村朗の《無伴奏ヴィオラ・ソナタ第3番"キメラ"》を初演。2019年、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、東京オペラシティ文化財団主催リサイタルシリーズ「B→C」に出演。これまでにヴィオラを兎束俊之、室内楽を河合訓子、浦川宜也、ドミトリー・フェイギン、ヴァイオリンを鈴木稔、田尻かをり、大谷康子の各氏に師事。
【ヴィオラ】髙橋奨・たかはしすすむ
東京生まれ。東京音楽大学音楽学部ヴィオラ専攻を経て、洗足学園音楽大学大学院修了。これまでにヴィオラを兎束俊之、百武由紀、岡田伸夫、井野邉大輔の各氏に、指揮を上杉隆治氏に師事。2009年、ゲルハルト・ボッセ指揮ジャパンアカデミーフィルハーモニック参加。2011~17年、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団に所属し、秋山和慶芸術監督の下で研鑽を積む。2012年より、オーケストラ・トリプティークの首席ヴィオラ奏者を務める。クラシックのみならず、Game Symphony Japanへの出演など、幅広い活動を行っている。チャージマン研!ライブシネマコンサートでは指揮を務める。
【コントラバス】山本昌史・やまもとまさし
コントラバスソロを活動の中心に、現代作品、即興演奏に意欲的に取り組む。再演の少ない作品の復活と継承を自らの使命と課す一方、国内外の作曲家への委嘱も積極的に行い、コントラバス独奏曲のレパートリー拡大に努める。独創的な企画はこれまでに、静岡音楽館AOIとの共同主催事業や、神奈川県立音楽堂「紅葉坂プロジェクトvol.2」、日本現代音楽協会主催「ペガサス・コンサートvol.VI」などに採択されている。近年はポーランド、ドイツ、フランスにてコンサートを行うなど活躍の場を広げる。2023年ダルムシュタット夏季現代音楽講習会にて、クラニッヒシュタイン特別賞受賞。2024年無伴奏ソロ2種類のプログラムによる三日間4公演『アンプラグドシアター』を主催し、全公演満席、佐治敬三賞推薦コンサートにも選出され好評を博す。ソリストとして、森田泰之進作曲のコントラバス協奏曲を初演。また、自作曲が、国際コントラバス奏者協会(ISB)主催「デイヴィッド・ウォルター作曲コンクール」コントラバス&エレクトロニクス部門にて、同部門日本人初となるグランプリを受賞。2025年アメリカ・フロリダでのコンベンションにて受賞作品が再演されるほか、演奏家としても招聘されリサイタルを開催。また、ワルシャワの現代音楽祭「AżTak Festival」にて、現地作曲家による作品初演を含むソロ・リサイタルを行う。静岡県掛川市出身。東京藝術大学音楽学部別科修了。NATSUMENベーシスト。